疾病や事故により生じた身体機能や精神機能の障害に対し、患者さまの全身状態を管理しながら、機能回復訓練を行い、家庭復帰、社会復帰を支援していくのが“リハビリテーション医療”の役割です。

当院の回復期リハビリテーション病棟においては、脳血管障害や骨折、その他の手術や肺炎などによる長期臥床後の患者さまに対し、日常生活に即した訓練を実施しております。嚥下障害を有する患者さまに対しては、必要に応じて嚥下造影検査による評価を行い、安全に口から摂食できることを目標にしたリハビリテーションアプローチを行っています。医師、看護師、介護士、理学・作業療法士、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカーなどの各専門職がチームを作り、お互いの情報を共有しながら、患者さまの治療に役立てていくことを大切にしております。

また、整形疾患を主体とした外来でのリハビリテーションも行っております。

機能回復へのご支援

リハビリテーション科では、「地域に貢献する医療施設」という理念のもと、若年から高齢者まで幅広い方々を対象に、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による、（Ⅰ）外来でのリハビリテーション　（Ⅱ）入院中（一般病棟・回復期病棟）　（Ⅲ）在宅生活までの包括的リハビリテーションを行っております。

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患者さまの必要度に応じて、退院後の支援の検討を行っております。